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「ユダヤ5000年の教え」を紙1枚読書法で深掘りしてみた

「ダヤ5000年の教え」表紙

『ユダヤ5000年の教え』を読了。
成功・お金・幸福・知識・人間関係・結婚恋愛に関する教えがカテゴリーごとにまとめられています。行き詰った時に読み返したい一冊です。

この記事は、

書籍『ユダヤ5000年の教え』『早く読めて、忘れない、思考力が深まる「紙1枚!」読書法』を使って、

この本を「読む目的」
読んで「生活に取り入れるもの」
読了後の「行動」

を書き出し、この本に何を求めていたのか?

をまとめています。

あなたが『ユダヤ5000年の教え』を読む時の参考になれば嬉しいです。

紙1枚読書法』は、

  1. この本を読む目的は何?
  2. どんな内容を取り入れる?
  3. 取り入れた内容を今後どう活かすのか?

を明確化するのに役立っています。


私が『ユダヤ5000年の教え』に求めたもの

【読んだ目的】
・ユダヤの知恵を生活に取り入れたい
【生活に取り入れるもの】
・知的なジョークやユーモア
【読了後の行動】
・本やその他創作物から、ジョークやユーモアの表現を学んで使う

成功やお金、幸福、結婚などの教えが書いてある中、私が求めていたのは「ジョークとユーモア」でした。

目次

『ユダヤ5000年の教え』を読む目的を決める

ユダヤ5000年の教え
最終的に書き出したノート。画像をクリック、タップで拡大

私がこの本を読む目的は、

何かハッとする・氣づきのあるような智恵を見つけて生活に取り入れる

にしました。
読む目的を明確化することで学びのポイントを理解して、自分に役立つ内容を抜き出すことが可能になります。

「読む目的」はこのノートの外に書いてノート全体を俯瞰します。
このノートは目的を達成するための「手段」なので、目的と手段を分けています。


目的を達成に導くような問いかけをする

読む目的を決めたら次に、「どのようにすれば目的を達成できるのか?(ノート右上緑字)」という問いを作ります。

本を読む目的:智恵を見つけて生活に取り入れること
疑問点:多くの智恵が載っているから絞る必要がある。だから、

問い:どんな考えを優先して生活に取り入れる?

という問いにしました。
この問いをクリアできれば、目的を達成したことになります。

「問いの答え」になりそうな内容を探す

開いている本

最初に目次や各章をパラパラと読んで「自分の欲しい情報はこの辺りかな」とアタリをつけておきます。

それから本格的な読書を始めます。先ほどの「問いの答えになりそうな内容」を抜き出し、ノートの左側にメモを取っていきます。
10か所以上抜き出せれば、今回の読書は自分の求めていたモノや学びがあったということです。


・学ぶことは生活の一つ
・善行の最大の報酬は、もう一つ善行ができること
あなたが持っていないもの、それを必要としない人に売るのがビジネス(要約)
・私はあなたを完全に信頼しています。だから現金で払ってください
・新しい日は神の贈り物。人間も毎日生まれ変わる。だからあきらめてはならない
・明日のことを心配し過ぎない。今日これから起こることでさえわからないのだから
・もし髭の風格で人をはかるなら、ヤギが世界で最も賢人である
・人は誰しも大人にならない。子供が年をとるだけである
・人は本から最も大きな知恵を得る
・自分の言葉を自分が渡る橋だと思いなさい。しっかりした橋でなければあなたは渡らない
・愚か者を馬鹿にしてはならない。愚か者がいるからあなたは賢くなるのだ
・ジョークから生まれる笑いはきわめて知的なもの
・ジョークから生まれる笑いは、機転であり、機知である

ユダヤ5000年の教え(ラビ・マービン・トケイヤー 著, 加瀬英明 翻訳)より引用

私は、ジョークやユーモアに関する知恵に興味があるようでした。

上から3つ目の「自分が持ってもいない・相手も必要としないものを売るのがビジネス」という教えが一番印象に残っていますが、私の興味はジョークとユーモアなので今回はスルーです。

「問いに対する答え」を書く

この答えが「読了後の行動」に繋がります。

私の問い「どんな考えを優先して生活に取り入れる?」(ノート右上緑字)に対する答えは、

知的なジョークやユーモアを生活や文章に取り入れる

でした(ノート右上赤字)。
成功やお金、幸福に関する知恵も多く載っている中で、繰り返しになりますが私はジョークやユーモアが氣になりました。

答えを「Why,What,How」で深掘り。欲求を掘り起こす

下向きのオレンジ色矢印

最後は出た答えに対して、

Why
What
How

で深掘りします。(ノート右側緑字)
この3側面から、読書目的の背景にある欲求や心理を掘り起こします。

問いは、例えばWhyなら「なぜ買ったのか」以外に「どうしてこのタイミングで読むんだ?」という問い方もあります。
WhatもHowも同様ですので、今のあなたの思う問いをしてみてください。
そしてその問いに答えていきます。


私の答えは、

知的なジョークやユーモアを生活や文章に取り入れる

でした。この答えに以下のような「問い」をして深掘りしました。

Why:なぜジョークやユーモアが氣になった?

  • 笑えて心が楽しくなって、また楽しみたいと思ったから
  • 昔からそういう発想が好きだから
  • 誰かを笑わせたいから

確かに昔から好きだったなと。大笑いするのも好きですが、クスッとするもの、じわじわくるものの方が好み。クスッやじわじわの笑いはジョークやユーモアが適していると感じます。

What:ジョークやユーモアを生活に取り入れると何がある?

  • 心に余裕が生まれると思う
  • 当たり前だけど笑いがある。クスッとする笑いでも心が明るくなる
  • 頭が柔らかくなりクリエイティブさが向上しそう

心と頭のメモリー容量に余裕を持っておきたい感じ。クリエイティブでいたい欲求があることに氣付きました。

How:どうやってジョークやユーモアを生み出す?

  • 批判や否定してしまいそうな時、ユーモアに表現できないか言い回しを考えてみる
  • いろんな本を読んだり聴いたりして吸収する。表現の仕方を真似る

批判や否定してしまいそうな時に「何かユーモア的な表現を」と考えると一呼吸おけるし、心と頭に余裕が生まれる。
心と頭に余裕を持って生活したい。そのためにはジョークやユーモアが必要と感じている。

まとめ

ユダヤ5000年の教え
最終的に書き出したノート。画像をクリック、タップで拡大

私がこの本に求めたことのまとめです。

私が『ユダヤ5000年の教え』に求めたもの

【読んだ目的】
・ユダヤの知恵を生活に取り入れたい
【生活に取り入れるもの】
・知的なジョークやユーモア
【読了後の行動】
・本やその他創作物から、ジョークやユーモアの表現を学んで使う

ジョークやユーモアな表現を見つけたらメモしてストック。
使い方を試行錯誤しながら使えるタイミングで使い、身に付けていこうと思いました。

「読む目的」や「生活に取り入れるもの」「読了後の行動」など、あなたがこの本を読む時の参考になれば幸いです。
行き詰った時に一読してみてはいかがでしょうか。


賢者の智恵書

おまけのジョーク

最後にこんなジョークを1つ。


庭付きの家に一人の営業マンが訪ねてきました。インターホンを鳴らしますが、故障しているのかうまく機能しません。ふと、庭に目をやると一人の子供が。

営業マンが、その子供に声をかけてこう言いました。
「お母さんいる?」

すると子供はこう言いました。
「お母さん?いらない」




最後までご覧いただきありがとうございました。

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