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「米国の武器支援」に関する記事を100字要約

要約トレーニング

今回の要約トレーニングは「毎日新聞 余録(22.6.8掲載)」の「米国の武器支援」に関する記事より。

目次

支援なく孤立するロシア

米国は第二次大戦時「武器貸与(レンドリース)法」の下、ソ連に膨大な武器支援を送った。
今回は同じ名の法律の下、ウクライナに武器支援を行う。
支援なく孤立するロシア。プーチン露大統領の選択肢は限られるはずだが…。(102字)

「毎日新聞 余録(22.6.8掲載)」より要約

要約のタイトルは「支援なく孤立するロシア」とした。

「プーチン氏」とせず「プーチン露大統領」としたのは「ロシアの大統領=プーチン」を明確にするため。
プーチン氏とするとそれが不明確になる。

あと要約として「…」で終わってもいいのか迷うところ。

「選択肢は限られるはずだが…」にすると「限られるはずなのに、なぜプーチン氏はその選択肢を取らないのか?」というプーチン氏の行動に焦点が当たるニュアンス。

「選択肢は限られるだろう」にすると「Aの選択肢、Bの選択肢に限られてくる」など選択肢に焦点が当たるニュアンス。

書き手が言いたいのは前者にニュアンスだと思うので迷いはありつつも「…」で締めた。

要約までの思考回路

思考回路

要約までに行った記事の分析です。

文章の流れ

  1. 前置き(マンモスが発見された・戦時中の輸送機が不時着したまま放置)
  2. 事実・具体例(1941年米国がレンドリース法を成立させソ連に武器支援)
  3. 事実・具体例(同じ法律の下、今回はウクライナに武器支援。ロシアは反発)
  4. 主張(プーチン氏の選択肢は限られるはず)

同じ法律の下、武器支援を行うが「過去と現在で支援先が違う」という対比。
前置き、主張を補強するための事実・具体例は要約から省ける。

キーワード

米国、武器支援、ロシア、プーチン露大統領

5W1H(文章全体の把握)

【いつ】2022年5月
【どこで】米国で
【誰が】バイデン大統領が
【何を】武器支援を
【なぜ】ウクライナを支援するため
【どのように】レンドリース法に署名、追加予算5兆円成立

テーマ(何ついて述べられているか)

米国の武器支援(過去と現在)

主張(何を言いたいのか)

孤立していくロシア。プーチン氏の選択肢は限られる

主張の根拠・理由

米国からの武器支援がない。各国の支援もない。

具体例(事実や体験談。これらは要約から省ける)

総額5兆円を超える追加予算成立、ロケット砲やドローンの供与、プーチン氏の発言

記事を読んだ感想

経済制裁やエネルギー制裁が続いているようだが、ロシアは過去の経験から国内産に切り替えているモノも多いらしい。

ロシアの中央銀行の政策も素早く、ルーブル価格はウクライナ侵攻前以上になっていて、ロシア経済は崩れず維持しているようだ。

孤立・支援がなく選択肢が限られていたとしても、プーチン大統領と側近たちの心が折れない限りウクライナ侵攻は止まらないのではないかと感じた。


画像:Amazon.com

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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