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「電力大手3社のカルテル」の記事を要約して、読解力を鍛える

電力大手3社のカルテルは許されない

カルテルはどこの業界もやってそうだけど。

目次

電力大手3社のカルテルは許されない

電力大手3社(中部・中国・九州)がカルテルを結んだとされる件。公正取引委員会は大手3社などに対し計1千億円規模の課徴金納付を命じる処分案を通知した。各社の合意は関電が主導し、取りまとめたとみられる。電力カルテルは業界と利用者の信頼を損ねる行為。厳正な処分が必要だ。政府は監視を強化せねばならない。(148文字)

「読売新聞 社説 電力カルテル 業界への信頼を損ねる不正だ(22.12.9掲載)」より要約

953文字を150字要約。
タイトルは「電力大手3社のカルテルは許されない」とした。

要約のまとめ

「カルテルは信頼を損ねる行為。カルテルに厳正な処分が必要」が主張と判断。
類似の主張が冒頭、中盤、後半にあり、要約では文脈の流れから後半に主張をまとめた。

理由は、「電力大手3社のカルテルが結んだとされる件が起こった」。
だから「厳正な処分が必要」という主張につながる流れが読みやすいと判断したから。

要約までの記事分析

ノートにライティング

要約する際におこなった記事の分析です。

キーワード

カルテル、電力大手3社、公正取引委員会

テーマ(何ついて述べられているか)

電力カルテルについて

主張(何を言いたいのか)

電力カルテルは業界と利用者の信頼を損ねる行為であり、厳正な処分が必要。

主張の根拠や理由(要約に入れなくてもいい)

  • 電力自由化の理念を骨抜きにする
  • 料金の高止まりになりかねない

記事を読んだ感想

「うちの島の客には手を出すな」。
任侠映画で聞きそうな言葉である。

大きくなった会社は、大きくなった会社同士、互いの島の客には手を出さない様に手を結ぶ。
入札となれば談合で手を結ぶ(談合は建設業界の話の時によく聞く)。

日本は人口減少が約束されているから、会社の数も自ずと少なくなり、島の客も減る。
そうなると、カルテルのような手を結ぶことはできるのか?

大手と呼ばれるところが2社あるなら、どちらかが相手を食ってしまうことがあるかもしれない。
その方が合理的に物事が進むなら、そうなるのも自然な流れ。
3社でも同じことが起こるだろう。

日本企業の統廃合や再編は、今後の日本経済にどのような影響を及ぼしていくのか。
あのトヨタがどこかに食われてしまうような事柄が起こるなら、日本経済は大きく変わっているだろう。


画像:Amazon.com

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