今回の要約トレーニングは、読売新聞「社説:食品ロス 社会全体で削減を進めよう(22.6.17掲載)」より。
食品ロスを減らそう
食品ロスは貴重な資源の浪費である。20年度、食品ロスは過去最少を記録。削減は着実に進んでいるが、食糧危機や日本の食料自給率を憂慮すれば努力を続ける必要がある。社会全体で意識を共有し食品ロス削減を進めたい。(102文字)
「読売新聞 社説:食品ロス 社会全体で削減を進めよう(22.6.17掲載)」より要約
タイトルは「食品ロスを減らそう」とした。
コロナ禍があったとはいえ、順調に減ってきているとは思いもしなかった。
閉店前の大手スーパーに行くと、総菜売り場の品が「そこそこ残ってるなー」と感じていたから。
要約までの思考回路
要約までに行った記事の分析です。
【文章の流れ】
- 課題/論点(意識を共有して食品ロス削減を進めたい)
- 理由(世界的な食糧危機の懸念、低い日本の食料自給率)
- 具体例(小売店や飲食店、家庭での対策)
- 結論(社会全体で食品ロスの削減を進めたい)
IREP法の構成かな。
IREP法:問題点/課題/論点(Issue)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)。
【5W1H(文章全体の把握)】
【いつ】2022年
【どこで】日本で
【誰が】社会全体が
【何を】食品ロスを
【どうした】削減していく
【なぜ】世界的な食糧危機が懸念されている、日本の食料自給率が37%と低い
【キーワード】
食品ロス、削減、社会全体、食料自給率
【テーマ(何ついて述べられているか)】
食品ロスの削減について
【主張(何を言いたいのか)】
食品ロスを減らすには社会全体で取り組む必要がある
【主張の根拠・理由】
- ロシアのウクライナ侵攻で世界的な食糧危機が懸念されている
- 日本の食料自給率が37%と低い
記事を読んだ感想
家庭の食品ロスは「買い過ぎで腐らせてしまう」が一番の理由だろう。
買い過ぎを防ぐにはどうするか。
私は1年半前にミニマリズム・ミニマリストに触れて、身の回りの物をかなり手放した。
同時に物が増えないように、買い物をする際に考えるようになった。
食品は腐っても生ごみとして捨てやすいが、家具や家電となると捨てるのにお金や余計な労力がかかってしまう。
それもあって、捨てる時のことを考えて買い物をする癖が少々身についた。
捨てる時のことを考える。これは買い過ぎを防ぐ1つの方法かもしれない。
食品以外の買い物から、買い過ぎ防止の意識をし始めても構わないだろう。
意識が続けば自然と食品の買い過ぎ防止に意識が向くようになると思う。
読解力を磨く
読解力がつくと学びが深まる。大人に必要な読解力を身に付けるための具体的な方法が書かれた一冊。
「文章のどこに注目すれば良いのか」や「要点をどう読み解くのか」など、手取り足取り教わっている感覚で「読み方」を学べる。
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