上場株式の譲渡益や配当は、累進課税になるのだろうか。
23年度税制改正 課題は「格差是正」
2023年度の税制改正は、所得格差の是正と投資喚起の両立を目指すべきだ。 富裕層との所得格差是正のために、富裕層の線引きや税制の改正。加えて、貯蓄から投資を促すことで、経済の成長と格差縮小の効果を期待できる。(103文字)
「日刊工業新聞 社説/金融所得課税とNISA 格差是正と投資喚起の両立を(22.10.21掲載)」より要約
838文字を100字要約。
タイトルは「23年度税制改正 課題は「格差是正」」とした。
要約のまとめ
「富裕層との所得格差を是正するための税制改革」がテーマ。
格差を縮小するには、富裕層の線引きや課税方法を工夫をしつつ、投資を促して資産所得を増やす流れを作ること。
そうすることで、富裕層との所得格差を是正・格差縮小が期待できる。
この理由から、「所得格差の是正と投資喚起の両立を目指すべき」が主張になっていると判断した。
要約までの記事分析
要約する際におこなった記事の分析です。
キーワード
所得格差の是正、投資喚起、税制改正、富裕層
テーマ(何ついて述べられているか)
富裕層との所得格差を是正するための税制改革について
主張(何を言いたいのか)
富裕層との所得格差是正と投資喚起で、富裕層との格差縮小を目指すべき
主張の根拠や理由(要約に入れなくてもいい)
- 金融所得課税は「1億円の壁」と呼ばれる富裕層優遇の課題がある
- 資産所得の増加で、富裕層との格差縮小が期待できる
記事を読んだ感想
上場株式の譲渡益や配当が累進課税になりそうな氣がする。
例えば、株式の譲渡益1億円を超えた分は税率30%とする。
この場合、譲渡益1億100万円なら、確か100万円分に30%がかかるはず(1億円分は約20%)。
所得税も同じ。昔はこれを勘違いしていて、所得が〇〇万円超えたら、所得全額の税率がアップすると思っていた。
株式は譲渡益の累進課税が一番無難だと思うが、どこで線引きをするのだろうか?
譲渡益1億円からの税率アップなら、まだまだ反発は多そう。
株式で1億円の譲渡益がある人はざらにいそうだし
反発が少なくなるのは、5億超えたぐらいか、はたまた10億超えたぐらいか。
ともあれ、与党が金融所得課税について議題に上げている訳だから、ここ10年以内に、株式の譲渡益に累進課税が適用されている可能性は高いと思う。
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