今回は日刊工業新聞 社説「きょうG20財務相会議 分断鮮明、世界経済減速に懸念」から要約。
分断と世界経済の減速
7月のG20財務相会議は「分断」が鮮明になるのは必至だ。長期化するウクライナ情勢が、各国・地域の分断をより鮮明にし、さらなる世界経済の減速が懸念される。米欧の金融引き締めでの景気・物価動向にも留意が必要である。(105文字)
「日刊工業新聞社説 きょうG20財務相会議 分断鮮明、世界経済減速に懸念(22.7.15掲載)」より要約
タイトルは「分断と世界経済の減速」とした。
記事を読んだ感想
どっちつかずが一番売れないかもしれない。
物の売り方に「松竹梅」がある。牛丼なら「小盛・並・大盛」のように選択肢を3種類用意して売る。
この場合、「並」が一番売れるとのこと。
しかしここ近年は、新築高級マンションが即完売だったり、最高グレードの家電が売れたりしている話もよく聞く。
つまり「松竹梅」の「松」の売れがいいらしい。
一方で、100均(ダイソーやセリア)、アイリスオーヤマという低価格商品、つまり「梅(グレード)」も売れているとのこと。
これは、個人の買い物傾向がはっきりしているからではないだろうか。
すぐ消費してしまう、とりあえず使えればいい物は低価格の物を。
長く使うものは「どうせ買うんだから」ということで高価格帯の物を。
このような理由で「松」と「梅」が売れるのではないかと思った。
世界経済の減速とは「松竹梅」の「竹」の需要が落ち込むことを指すのかもしれない。
要約までの記事分析

要約までに行った記事の分析です。
【文章の構成】
- 起(テーマ):G20財務相会議
- 承(事実・意見):協議の難航が予想される
- 転(結果):世界経済減速の懸念
- 結(主張):景気動向に留意する必要がある
【5W1H(文章全体の把握)】
【いつ】2022年7月15,16日
【どこで】インドネシア、バリ島
【誰が】G20の財務省
【何を】様々な問題を
【どうした】協議する
【なぜ】物価抑制、世界経済の安定化のため
【キーワード】
G20財務相会議、分断、世界経済の減速、金融引き締め、懸念
【テーマ(何ついて述べられているか)】
G20財務相会議で話される内容について
【主張(何を言いたいのか)】
今回のG20で各国の分断が鮮明になり、より世界経済の動向に留意する必要がある
【主張の根拠・理由】
- 会議での協議の難航が予想される
- 米欧の金融引き締め
要約のまとめ:主張の強弱
主張の強弱は、語尾の語勢で見分ける。
語尾が「〇〇したい」「である」「~だ」「~しなければらなない」とある場合、
- 「~だ」
- 「~しなければらなない」
が含まれる文章の方が主張が強い。
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