四年間で四千件以上、一人で「替え玉」の依頼を受けていたということは、世の中には替え玉入学や替え玉入社の人は、まあまあいそうである。
替え玉受験は「通らない」
落語の「替え玉」話は笑いになるが、これは笑いにならぬ。 企業の採用試験のウェブテストで替え玉受験していた男が逮捕され、依頼した女子学生も書類送検された。皆、必死に試験に臨んでいる。そのやり方は通らない。(100文字)
「東京新聞 筆洗(22.11.24掲載)」より要約
570文字を100字要約。
タイトルは「替え玉受験は「通らない」」とした。
要約のまとめ
最後の段落は、大半は書き手の意見になる部分。
しかし、元記事の最後の段落「想像してみる」は、文末が「と思う」で締めてあるので、単に感想だと判断した。
主張はというと一つ上の段落、「そのやり方は通らない」。
語尾が強いので主張と判断した。
要約までの記事分析
要約する際におこなった記事の分析です。
キーワード
替え玉、試験
テーマ(何ついて述べられているか)
試験における替え玉について
主張(何を言いたいのか)
替え玉を依頼して、試験を突破する。そのやり方は通らない。
主張の根拠や理由(要約に入れなくてもいい)
皆、必死に準備している
記事を読んだ感想
替え玉受験で入学や入社して、心が痛まない人もいるだろう。
それが目的で替え玉を依頼するわけだから。
とにかく入れれば後はなんとかなる部分もある。
替え玉とは違うが、自分が知っている政治家の話からすれば、一度選挙に通れば、仕事の良しあしはあまり評価されていないように思う。
自治体の祭りや集まりに顔さえ出していれば「仕事をしている」と思ってもらえる。
それだけで次の選挙の時も票が集まる。
知らない人より知っている人に投票する。人の心理である。
(どんな仕事をしてきたかを評価して投票する人は少ないだろう)
党推薦や認知度だけで当選。政治家はそれで心が痛むか?と言えば、私はそうとは思わない。
選挙に通れば「先生」で、心が痛むどころか、逆に氣持ちよくなるのではないか?とさえ思っている。
読解力を磨く
読解力がつくと学びが深まる。大人に必要な読解力を身に付けるための具体的な方法が書かれた一冊。
「文章のどこに注目すれば良いのか」や「要点をどう読み解くのか」など、手取り足取り教わっている感覚で「読み方」を学べる。
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