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「パキスタンの大洪水」に関する記事を要約

理不尽な「温暖禍」

近年、日本の雨の降り方は熱帯雨林のような感じがする。

目次

理不尽な「温暖禍」

パキスタンで発生した大洪水は、気候変動の影響だろう。
しかし、同国は気候変動の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量は世界の1%以下。
理不尽な「温暖禍」である。
CO2大量排出国はパキスタンに手を貸さねばならない。(105文字)

「東京新聞 筆洗(22.9.5掲載)」より要約

556文字を100字要約。
タイトルは「理不尽な「温暖禍」」とした。

要約のまとめ

記事元のテーマは「理不尽」
文末の主張に使われている言葉でもある。

「神の裁きは正しくない(理不尽である)」が導入であり、「パキスタンの大洪水も理不尽である」理由が述べられ、話が展開されている。

主張を基にして「こういう風にテーマを抽出するのか」と、氣づきがあった。

要約までの記事分析

ノートにライティング

要約する際におこなった記事の分析です。

文章の構成

三段構成(序論・本論・結論)

キーワード

パキスタン、大洪水、気候変動、理不尽

テーマ(何ついて述べられているか)

パキスタンの大洪水と理不尽について

主張(何を言いたいのか)

CO2大量排出国はパキスタンに手を貸さなければならない

主張の根拠や理由(要約に入れなくてもいい)

パキスタンの二酸化炭素の排出量は世界の1%以下

記事を読んだ感想

気象庁のデータから、世界の年平均気温と年降水量偏差、日本の年降水量偏差を見てみた。

画像:世界の年平均気温偏差(陸上のみ)の経年変化(1880〜2021年)

世界の年平均気温は、右肩上がり傾向が急になっている感じが否めない。

画像:世界の年降水量偏差の経年変化(1901〜2021年)

世界の年降水量は(1991〜2020年の30年平均値)は、+29mm。
北半球と南半球では、南半球の+12mmに比べて北半球の方が+35mmと降水量が増えている。

画像:日本の年降水量偏差の経年変化(1898〜2021年)

日本は、雨が降る年と降らない年の差(上下の変動)の方が目に付く。
日本の年間降水量は過去の偏差とあまり変わらない。

しかし、近年の被害を見るとゲリラ豪雨のように、短時間に降水量が集中し被害をもたらしている。

世界の年平均気温が上昇傾向であり、年降水量も増えつつある。
これからもその傾向が続けば、CO2による気候変動への影響と温暖化の可能性も強まるに違いない。

CO2大量排出国は、パキスタンのようなCO2排出国が少ない国への災害支援対策にも取り組む責務があるだろう。

画像:Amazon.com

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