「桃の盗難事件」に関する記事を要約

桃の盗人に天罰を

『西遊記』の孫悟空は、桃を勝手に食べるわ傍若無人がたたり天界から追放された。桃の名産地山梨県で桃の大量盗難事件が相次いでいる。許し難い。「桃減郷」とならないよう、盗人が悟空のように退治されることを願う。（101文字）

「東京新聞 筆洗（22.7.24掲載）」より要約

タイトルは「桃の盗人に天罰を」とした。

記事を読んだ感想

私にとって「西遊記」と言えば、堺正章が悟空役のドラマ「西遊記」が思い浮かぶ。

三蔵法師に夏目雅子、沙悟浄に岸辺シロー、猪八戒に西田敏行の配役がぴったりだったのか、子供心に毎週ドラマを楽しみにしていた記憶がある。

強く記憶に残っているのは、

• 岩が割れ悟空が飛び出すオープニング
• 筋斗雲で移動する時などの特撮
• 挿入歌やゴダイゴの曲「モンキーマジック」「ガンダーラ」
• 悟空が筋斗雲を呼ぶ時のしぐさを何百回と真似ていた

人生を振り返ってもこの時ほどドラマに熱中していた時期はないと思う。
それほど思い出深い作品である。

要約までの記事分析

要約する際におこなった記事の分析です。

文章の構成

1. 序論（テーマ）：西遊記の孫悟空と桃
2. 本論（事例）：山梨県で桃の盗難事件が多発
3. 結論（まとめ）：盗人が悟空のように退治されることを願う

キーワード

桃、孫悟空、山梨県、桃減郷

テーマ（何ついて述べられているか）

桃の大量盗難事件について

主張（何を言いたいのか）

桃の盗人が悟空のように退治されることを願う。

主張の根拠や理由（要約に入れなくてもいい）

• 不届き者に桃を勝手に持ちされてはたまらない
• 「桃減郷」になってはしゃれにならない

要約のまとめ

「傍若無人がたたり…」の要約部分。

「やりたい放題」と「天界の怒りを買った」という記事元のニュアンスを内包できたのではないかと思う。
要約は「抽象化」の訓練にもなると感じた。