『「言葉」があなたの人生を決める(苫米地英人 著)』を読了。
「人生のゴールの設定の仕方」「アファメーションで人生のゴールへ導く」など、アファメーションが機能するメカニズムが理論的に書かれた一冊でした。
人生の目標やゴールが分からない。
見つけ方を知りたい。
自分を変えたい。
そう思っている・悩んでいる方の手助けになる一冊だと思います。
この記事は、
書籍『「言葉」があなたの人生を決める』を『早く読めて、忘れない、思考力が深まる「紙1枚!」読書法』を使って、
この本を「読む目的」
読んで「生活に取り入れるもの」
読んだ後の「読了後の行動」
の3点を書き出し、「私がこの本に何を求めていたのか?」
をまとめています。
あなたがこの本を読む時に、「読む目的」や「この本から何を得たいのか」という参考になれば嬉しいです。
まず結論から。私がこの本に求めたものは、
【読む目的】
・普段使っている言葉をポジティブに変え自己イメージを変え、新しい自分へ導く
【生活に取り入れるもの】
・ポジティブな言葉を使うこと
【読了後の行動】
・大きすぎるようなゴールを設定する。日常で出るネガティブな言葉をポジティブな言葉に変え、ゴールを達成した自己イメージを鮮明にし続けること
でした。そして今から、
- この本を読む目的は?
- どんな内容を生活に取り入れる?
- 取り入れた内容を今後どう活かす?
この3点を明確化した過程を紹介していきます。
『「言葉」があなたの人生を決める』を読む目的を決める
私はこの本を読む目的を、
普段使っている言葉をポジティブに変え、自己イメージも変え新しい自分へ導く
としました。
「使う言葉をポジティブに変えて、自己イメージも変えたい」と思っていたので。
読む目的を明確化することで、自分に必要な内容を本から抜き出すことが可能になります。
「読む目的」はこのノート(上図)の外に書いています。外に書いて全体を俯瞰。このノートは目的を達成するための「手段」なので、目的と手段を分けています。
目的達成に導くような問いかけをする
読む目的を決めたら次に、「どのようにすれば目的を達成できるのか?」という問い(ノート右上 緑字部分)を作ります。私がこの本を読む目的は、
普段使っている言葉をポジティブに変え自己イメージも変えて、新しい自分へ導くため。
しかし、ポジティブ思考や自己イメージの変え方がいまいち分からない。
だから「問い」は、
新しい自分へ導くために、アファメーションをどう使えばいい?
にしました。
具体的な使い方を知ればアファメーションを活かせると思ったからです。
この「問い」に対する「答え」を出せれば目的達成です。
「問い」の「答え」になりそうな内容を抜き出す
ここから読書開始です。
- 最初に目次や各章をパラパラと読み、「自分に必要な内容はこの辺りだな」とアタリをつける
- 本格的な読書を始め、先ほどの「問い」の「答え」になりそう内容を抜き出し、ノートの左側2列にメモを取る
10個以上抜き出せれば、今回の読書は自分の求めていたモノや学びがあったということです。
私の問い「新しい自分へ導くために、アファメーションをどう使えばいい?」に対して、以下が「答え」になりそうな内容でした。
(具体的なやり方・使い方が書いてある部分を抜き出しました)
・人生のビジョンを描く練習をする
「言葉」があなたの人生を決める(苫米地英人 著)から引用
・今の自分が持つ考えと立場の全く逆の意識をする
・セルフトークを監視しネガティブな言葉を排除する
・自己イメージは常に修正する
・自己イメージを鮮明にする
・ゴールをリアルに感じる
・イメージの中の現実を変える
・機会を逃さず、自分に逃げ道を与えない
・将来の自分にふさわしい物を選ぶ
・自分には大きすぎると思うようなゴールを設定する
・ゴールを実現した将来の自分を強くイメージする
・コンフォートゾーンを上げる
・人生のゴールに向かって歩んでいる以上失敗は存在しない
・使う言葉を適宜変えていく
これら抜き出した内容から「問い」に対する「答え」をまとめていきます。
「問い」に対する「答え」を書き出す
ノートの左側2列に「問いの答えになるような内容」を抜き出してメモしました。
その内容に対して、
- 「特に氣になる・重要だ・これらは繋がっていそう」なものを太字にしたり色を変えたりしてチェック
- 左側2列の内容をまとめて、ノート右上に赤字で「答え」を書き出す
私の場合、問い「新しい自分へ導くために、アファメーションをどう使えばいい?」(ノート右上 緑字部分)に対して(まとめた)「答え」は、
大きすぎるようなゴールを設定する。日常で出るネガティブな言葉をポジティブな言葉に変え、ゴールを達成した自己イメージを鮮明にし続けること
でした。(ノート右上 赤字部分)
この「答え」を箇条書きにすると、
- 大きすぎるゴールを設定する
- ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変える
- ゴールにいる自己イメージを鮮明にし続ける
これが【読了後の行動】、つまり「今から・明日からやること」です。
同時に【生活に取り入れるもの】として「ポジティブな言葉を使う」としました。
これで【読む目的】も含めて「この本に自分が求めたもの」3点を明確化することができました。
ここまでまとめたことをアウトプットしていけば、生きた読書になります。
残りは、自分の欲求を知るため・自己分析のために深掘りしていきます。
答えを「Why,What,How」で深掘り。欲求を掘り起こす
出した「答え」に対して、
Why
What
How
で深掘りします(ノート右側緑字)。
これは自分の「答え」を補完するためで、この3側面から「なぜこの本を読もうとしたのか?」など、読書の背景にある欲求や心理を掘り起こします。
例えばWhyなら「なぜ買ったのか・なぜ読もうとしたのか」以外に、「どうしてこのタイミングで読むんだ?」という問いかけ方もあります。
WhatもHowも同様ですので、今あなたが思う問いかけをしてみてください。
私は以下のような問いを作って深掘りしました。
Why:なぜこの本を選んだのか?
- 著者の動画を見て、詳しく知りたいと思った
- アファメーションにどういう効果があるのか知りたかった
- 自分を変えるヒントがあるかもしれないと思ったから
著者の動画を見た影響が大きかったです。著者は胡散臭いなど言われているようですが、私にとってこの本の内容は、アファメーションのメカニズムを知ることに大いに役立ちました。
What:人生のゴールとは?
- 今の自分では無理だと思うような遠いゴール。理想に近い。
- 常に向かい続ける場所、失敗の存在しない道のり
- 自分のイメージの中に存在している
本書の中でも言及されていましたが、ゴールが近づいてきたら次のゴールを設定する。
だから「常に向かい続ける場所」と書いたのだと思います。
How:どうやって自己イメージを変える?
- 自己を監視してネガティブな言葉・思考が出てきたら、すぐにポジティブに置き換える
- 身の回りの物や使う物を変えてみる。行動やしぐさを少し変えてみる
- 設定したゴールにいる自分を鮮明にイメージする
「ゴールにいる自己イメージ」を想像して、それに合うような言葉選びや行動をすること。
それが自己イメージ、自分を変えることにつながるみたい。
このように深掘りすると自分自身を客観視することができ、自己分析に役立てることが可能です。
あなたは「何を求めて・何を得ようとして」(その本を)読もうとしたのでしょうか?
まとめ
私が『「言葉」があなたの人生を決める』に求めたものは、
【読む目的】
・普段使っている言葉をポジティブに変え自己イメージを変え、新しい自分へ導く
【生活に取り入れるもの】
・ポジティブな言葉を使うこと
【読了後の行動】
・大きすぎるようなゴールを設定する。日常で出るネガティブな言葉をポジティブな言葉に変え、ゴールを達成した自己イメージを鮮明にし続けること
あなたがこの本を読む時の参考になれば幸いです。
- 『「言葉」があなたの人生を決める(苫米地英人 著)』
「自分には大きすぎると思うようなゴールを設定する」ことが、自分のリミッターを解除する。アファメーションで加速をつけて目標を実現する。アファメーションで目標を実現するメカニズムが書かれています。 - 『早く読めて、忘れない、思考力が深まる 「紙1枚!」読書法(浅田すぐる 著)』
「これを知りたかった。これをやりたかった」。
読書の目的を定めると「なぜ読むのか?読んでどうしたいのか」という自分の心理が分かる。
身に付く読書が、紙1枚で出来るようになる読書術。
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