「仕事で自分の意見をなかなか言えない…。」
「自分の意見を言ったら嫌われないかな」
「意見を言って何か言い返されたらどうしよう」
と思ってしまう。
でも言わないままだと何も伝わらないしストレスにもなってしまう。
そんな悩みに対して答えています。
「すんなりと仕事で意見が言える」ようになるためのポジティブ思考とアファメーション例文5つを紹介。アファメーションはネガティブ思考のあなたでも可能です。
短い簡単なつぶやきから始めると無理なく続けられ、最終的に仕事で自分の意見が言える現実につながっていくでしょう。
本記事が「すんなりと仕事で意見が言える」きっかけになればと思います。
「すぐに始めたい」という方は「小さく短くつぶやく所から始めてみる」から早速始めてみてください。
すんなりと仕事で意見が言えるアファメーション5例文
- 私は、同僚・上司・仕事で関わる全ての人を尊敬し信頼しています。
- 私は、他者の考えや価値観を理解できることを誇らしく思っています。
- 私は、他者の存在から氣づきを得て、日々成長していることがすごく楽しい。
- 私は、責任を持って自らの手で人生を切り開くことに喜びを感じています。
- 私は、どんな状況に陥っても解決法を見つけ出せる能力があることに誇りを持っています。
これらが仕事であなたの意見を言えるように手助けしてくれるアファメーション例文です。
アファメーションとは、自分自身にポジティブな言葉で語りかける肯定的な宣言です
「意見を言える」背景にある2つの思考
意見を言えた場面をイメージしてみましょう。このアファメーション例文が、意見を言えるように手助けしてくれる理由は2つあります。
1.場面の限定と先回り思考
1つ目は「場面の限定と先回り思考」。場面を限定することで「自分がどんな反応をするか」を絞ることが出来ます。
意見を言った後にネガティブな考えになることを想定して、先にポジティブな考えに置き替えています。つまり、
「言ったら嫌われないかな」「言い返されたらどうしよう」という心配や不安を先に取り除いている
2.日常のポジティブ思考
2つ目は「日常のポジティブ思考」。日常で繰り返しポジティブな言葉を自分自身にかけ続けること。
そうすることで徐々に言葉と考え、そして行動も変えていきます。
- 何か言われるかもしれないけど、私の成長のために言ってくれているはず。
だからみんなを信頼している。 - 私は相手のことを否定せず、考えや価値観を理解できる余裕がある。
- 私と違う人がいる。周囲の人から学ぶことで私は日々成長している。
- 私が意見を言う事は自分に責任を持つという事。人生も自分の手で切り開くことができる。
- ネガティブな状況になったとしても、私は解決法を見つけ出せる力がある。
これら1つ1つの思考が例文のベースにもなっています。
このポジティブ思考をもとに作ったアファメーション例文を、何度も何度も自分自身に語りかけることで「意見を言えた」という行動と結果につながります。
もしネガティブな結果になったとしても、
「私は解決法を見つけ出せるんだ。何かいい方法ないか?」
と考えが浮かんできて、解決法を見つける方向に意識が働きやすくなっています。
『AFFIRMATION 「言葉」があなたの人生を変える(苫米地英人 著)』内での、2010年サッカーワールドカップ南アフリカ大会で監督を務めた岡田武史氏の話や、北京オリンピックで8冠王になった水泳アメリカ代表、マイケル・フェルプス選手の話が興味深かったです。それらの話のまとめは、このような感じでした。
「勝者は常に勝つことだけを考えている。負けたらどうしようということは考えない。そういう考えが浮かぶなら、それは本当に望むものではない」
ネガティブ思考でも出来る理由(人は基本ネガティブ)
ここまで読まれた方は「ネガティブ思考だし自分にはできないかも」と思うかもしれません。
しかし多くの人は何かに対して考える時、悪い事から考えてしまう癖があるそうです。
これは悪い事態に対処するためや心理的ショックを軽減するためなどと言われています。
感情をマネージメントする効果的な方法とは?(2005年アメリカ国立科学財団が発表した記事より)
ですので、
「意見を言ったら嫌がられる」
「上司からどやされる」
「辞めさせられるかも…」
と思ってしまうのも当たり前なんです。
反対に、
「意見を言ったら評価された」
「希望の部署を言ったら、その後希望の部署になった」
という未来もあるはずなのに。
あなただけがネガティブ思考ではなく、ほとんどの人が基本はネガティブ思考。
だからネガティブ思考でもアファメーションは可能です。
ポジティブなイメージが浮かばない場合(主人公と重ねる)
好きなドラマや映画、アニメの主人公がピンチの時に「私なら乗り越えられるはず」「何か方法があるはずだ、諦めるな」と心の声で言っているワンシーンを見たことはありませんか?
もしポジティブな言葉や考えがイメージしにくければ、そのようなシーンを思い返す又は実際に見てみましょう。
(主人公が口にする言葉を真似して、アファメーションに取り入れるのもいいですね)
ピンチのシーンと「主人公=あなた」を重ねて応援する体験が効果的なアファメーションになります。
アファメーションは強いイメージや臨場感を伴うと、より効果的に働きます。
(参考:『AFFIRMATION 「言葉」があなたの人生を変える(苫米地英人 著)』)
小さく短くつぶやく所から始めてみる
アファメーションは習慣化することで効果が表れてきます。
「仕事で意見が言える」目標のために、まずは日常で小さく短く始めてみましょう。
意見を言えている理想の自分の姿をイメージしながら、頭に浮かぶポジティブな言葉を小さく短くつぶやいてみてください。
「よくやった」
「やり遂げて嬉しい」
「楽しめてる、いい調子」
という感じで。
小さなつぶやきを自分の耳で聞いて、脳と意識に「私はそういう人物だ」と宣言していきます。
こんな言葉があります。
思考に気をつけなさい、
GLOBO:行動に気をつけなさい、はマザーテレサの名言ではない?老子説、他
それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。
ここで一度あなたの日常を振り返ってみましょう。
普段口にしている言葉が、あなたの考えや行動を形づくっていませんか?
「そう言われたら口にしている言葉が考えや行動に影響してるかも」と感じたら、アファメーションは、あなたの理想や目標を実現化するためのツールとして役立ってくれると思います。
まとめ
最後に5つのアファメーション例文と要点のおさらいです。
- 私は、同僚・上司・仕事で関わる全ての人を尊敬し信頼しています。
- 私は、他者の考えや価値観を理解できることを誇らしく思っています。
- 私は、他者の存在から氣づきを得て、日々成長していることがすごく楽しい。
- 私は、責任を持って自らの手で人生を切り開くことに喜びを感じています。
- 私は、どんな状況に陥っても解決法を見つけ出せる能力があることに誇りを持っています。
・人は基本ネガティブ。だからネガティブ思考だと思っているあなたでも出来る
・日常で何度もアファメーションを自分自身に語りかける
・ポジティブなイメージが浮かばない場合は、ドラマや映画の主人公と自分を重ねる
・小さく短くつぶやく所から始めてみる
これらを参考に、例文をあなた自身に響く言葉に変えることで、より効果を感じられるアファメーションになるでしょう。
※やり方は一例です。あなた自身のやり方も発見してみてください。
そうすることで、
あなた自身の考えと行動が変わり、いつの間にか「すんなりと仕事で自分の意見が言える」結果が実現している。そして殻を破ったあなたは、新しい未来を目指して進み始める。
あとはやるかやらないかだけです。
まずは小さく短くつぶやくところから始めてみましょう。
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賢者の「言葉」が行動を後押ししてくれるかもしれません。
【余談】あなたはいつから今のあなた?
アニメのルパン三世の作品で「GREEN vs RED」という作品があります。私が観たのはもう10年以上前ですが、その作品の中でルパン三世が、こう問われているのを今でも思い出します。
「ルパンよ、お前はいつからルパンなのだ?」
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