お金を生み出すにはお金が必要。
お金を隠すにもお金が必要。
世界的スポーツイベントの表裏
物事のよい面と悪い面の対比が、あまりに鮮明だと戸惑いを覚える。 世界的スポーツイベントの裏面は、表面の輝きとは裏腹に汚職や贈収賄が横行している。 全体が腐食する前に問題点をさらけ出し、改善に努める姿勢が不可欠だ。(104文字)
「毎日新聞 余録(22.12.20掲載)」より要約
609文字を100字要約。
タイトルは「世界的スポーツイベントの表裏」とした。
要約のまとめ
「物事には表面と裏面がつきもの」であり、その具体例としてサッカーのワールドカップやオリンピックを挙げている。
これら具体例を「世界的スポーツイベント」として表記し、テーマや主張の「物事の表面と裏面、特に裏面」について要約した。
要約までの記事分析
要約する際におこなった記事の分析です。
キーワード
表、裏、汚職、改善
テーマ(何ついて述べられているか)
世界的スポーツイベントの表と裏
主張(何を言いたいのか)
裏面の問題点をさらけ出して、改善に努めることが不可欠である。
主張の根拠や理由(要約に入れなくてもいい)
裏面が汚れたままでは、いずれ全体が腐食してしまう
記事を読んだ感想
「お金に働いてもらう」。
投資の世界でよく用いられる言葉。
日本には政党にお金を渡せる「企業献金」がある。
これは企業のロビー活動の一部であり、かなりコスパのいい「お金に働いてもらう」投資だと私は思っている。
大企業にとって数億円で自分たちに有利な法律を作ってもらえるなら、こんな低リスク高リターンの投資(献金)制度を逃すわけがない。
法律を可決しやすい、力のある与党に献金するのも当たり前である。
この側面は、テレビCMや企業特集番組からは見られない企業の裏側である。
読解力を磨く
読解力がつくと学びが深まる。大人に必要な読解力を身に付けるための具体的な方法が書かれた一冊。
「文章のどこに注目すれば良いのか」や「要点をどう読み解くのか」など、手取り足取り教わっている感覚で「読み方」を学べる。
国語読解・要約法
日本語の文型から理解し、読解力と要約法を磨ける一冊。まるで英語学習をする時のように、「主語・述語の理解」「文の構成の理解」「助詞の注意点」など日本語を読み解いていく。
読解と要約関連の本では、私のバイブル的存在になっている。
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