監視社会の中国で抗議デモが起こるなんて。
中国各地に広がる「白紙革命」
中国は旧ソ連圏の国で続いた政変「カラー革命」を警戒し、香港の民主化デモを弾圧した。今、中国各地に広がるゼロコロナ政策に対する抗議デモは「白紙革命」の言葉を生んだ。習近平国家主席は、国民の声に耳を傾ける時である。(105文字)
「毎日新聞 余録(22.11.29掲載)」より要約
611文字を100字要約。
タイトルは「中国各地に広がる「白紙革命」」とした。
要約のまとめ
全体の流れは、
過去の事実:「カラー革命」を警戒して、中国は香港の民主化デモを弾圧してきた
今の事実:今中国で「白紙革命」と呼ばれる抗議デモが発生
主張:習近平国家主席は、国民の声に耳を傾ける時
「カラー革命」と「白紙革命」が対比で表されていて、この事態を終息させるには「国民の声に耳を傾けること」が主張としてまとめられている。
要約までの記事分析
要約する際におこなった記事の分析です。
キーワード
カラー革命、白紙革命、習近平国家主席
テーマ(何ついて述べられているか)
中国で起きている抗議デモについて
主張(何を言いたいのか)
習近平国家主席は国民の声に耳を傾ける時である
主張の根拠や理由(要約に入れなくてもいい)
- 習近平国家主席の退陣を求める声が上がっている
- 共産党内の権力が盤石でも14億人を従わせるカリスマはない
記事を読んだ感想
「抗議」や「批判」で思い浮かんだのは「クリティカル・シンキング」。日本語にすると「批判的思考」。
この「クリティカル・シンキング」は大切だと感じる。
クリティカル・シンキングを使えば「勝手な思い込み」や「妄信的」な部分を少なくできる。
自分を振り返ると、好意的な人の意見にはソースやデータを求めることはしないが、敵意を持っている人の意見には「ソースは?データは?」と強く求めることが多々ある。
これは好意的な人に対して、「都合のいいような思い込み」や「妄信的」になっているとも言える。
だから、誰からの情報でも「勝手な思い込み」や「妄信的」な部分を排除したい思いがあり、これらを取り除くには「クリティカル・シンキング」は有用だと思っている。
クリティカル・シンキングをする際は「5W1H」が役立つ。
- When(いつ):いつの話なのか、いつ発生したのか
- Where(どこで):どこで発生したのか、どこのデータなのか
- Who(誰が):誰が言ったのか、誰がやったのか、誰とやったのか
- What(何を):何をやったのか、何が発生したのか
- Why(なぜ):なぜそう考えるのか、なぜ発生したのか
- How(どうやって):どういう風にやったのか、どういう過程だったのか?
読解力を磨く
読解力がつくと学びが深まる。大人に必要な読解力を身に付けるための具体的な方法が書かれた一冊。
「文章のどこに注目すれば良いのか」や「要点をどう読み解くのか」など、手取り足取り教わっている感覚で「読み方」を学べる。
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