今回は、日刊工業新聞の社説「22年版通商白書 進む分断、共通の価値見いだせ」から要約トレーニング。
目次
関係を結ぶ共通価値
政府の2022年版通商白書は、世界の経済的分断の懸念を示す。一方で環境への対応・人権などの「共通価値」が通商の重要課題として浮上した。政府や企業は、個々に共通の価値を見出し、関係を結び、進展していく必要がある。(105文字)
「日刊工業新聞 社説 22年版通商白書 進む分断、共通の価値見いだせ(22.6.30掲載)」より要約
タイトルは「関係を結ぶ共通価値」とした。
記事を読んだ感想
同じような価値観を持った者同士が関係を持つ。そこで生み出されるものがある。
しかし、最初は同じような価値観・目標でも、関係を継続する中で微妙なズレが生じることも少なくない。
長年活動を続けてきたバンドグループが「音楽性の違い」で解散するように分裂も生じる。
始め有るものは必ず終わり有り。
だけど、終わりを怖がって関係を持たないでいれば何も生まれない。
共通の価値を見出し関係を持てることは、不安もあるが前程万里。
心を前向きにしてくれる出来事だと思う。
要約までの記事分析
要約までに行った記事の分析です。
【文章の流れ】
- 起(問題提起):経済的分断の懸念
- 承(現状・問題点):ロシアに対して経済制裁の差
- 転(現状・解決策):共通価値が生まれている
- 結(主張・まとめ):共通価値で関係を結ぶことが求められる
【5W1H(文章全体の把握)】
【いつ】2022年
【どこで】日本で
【誰が】経済産業省が
【何を】2022年版通商白書を
【どうした】取りまとめた
【なぜ】通商政策の形成に貢献するため
【キーワード】
2022版通商白書、共通価値、経済的分断、国際ルール
【テーマ(何ついて述べられているか)】
ブロック経済化の現状
【主張(何を言いたいのか)】
政府や企業は、共通価値を見出し、相手と関係を結んでいかなければならない。
【主張の根拠・理由】
環境への対応や人権などの価値観が、新たな国際ルールになりつつある
要約のまとめ:対比
「分断」と「関係を結ぶ」の要因が対比として書かれている。
この2つの要因と主張をまとめて要約した。
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