今回の要約トレーニングは日刊工業新聞の社説「「骨太」「新資本主義」まとまる 薄れる〝岸田色〟実行力に課題」より。
新方針決定も岸田色薄まる
政府は7日「骨太の方針」と「新資本主義」実行計画を閣議決定。「骨太」では党内積極財政派に配慮し岸田色が影を潜めた。一方「新資本主義」は一定評価できる内容であった。参院選後、岸田色を出せるか政権の真価を問いたい。(105字)
「日刊工業新聞 22.6.8 社説/「骨太」「新資本主義」まとまる 薄れる〝岸田色〟実行力に課題掲載」より要約
タイトルは「新方針決定も岸田色薄まる」とした。
デジタル変革(DX)やグリーン変革(GX)と聞きなれない言葉があり、新しい知識が増えた。
このデジタル変革(DX)やグリーン変革(GX)を含む「新しい資本主義」の実行計画は、産業界に評価されているようだった。
要約までの分析
要約までに行った記事の分析です。
キーワード
岸田色、骨太の方針、新資本主義、積極財政派
5W1H(文章全体の把握)
【いつ】2022.6.7
【どこで】日本
【誰が】政府(岸田政権)
【何を】骨太の方針、新しい資本主義
【なぜ】政府の方針を決定・実行するため
【どのように】閣議決定
テーマ(何ついて述べられているか)
岸田政権の新しい政策内容
主張(何を言いたいのか)
政策が新しく決まったが、岸田色が薄まった。
(参院選後、政策の運営・実行に岸田色が出せるか見極めたい)
主張の根拠・理由
- 岸田首相は防衛費で「必要な額を積み上げる」と言っていたが覆った。
- 国と地方の財政黒字化目標の「25年度」の期限が消えた。
記事を読んだ感想
党内でも派閥に配慮する必要があり、数だけではすべてが決まらないのは安心できる要素だと感じた。
半面、岸田色が出せないは氣の毒にも感じる。
実際数だけで政策が決まるなら、選挙が終わった時点で議席数の多い党の政策が実行される。
つまり国会やら議論やらがいらない。
しかしそうなっておらず、国会が開かれ各委員会では様々なことが議論されている。
議席数で勝る自民党一強の形だが、一応民主主義の形は残っているようだ。
読解力を磨く
読解力がつくと学びが深まる。大人に必要な読解力を身に付けるための具体的な方法が書かれた一冊。
「文章のどこに注目すれば良いのか」や「要点をどう読み解くのか」など、手取り足取り教わっている感覚で「読み方」を学べる。
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